六連星に乗って出かけよう

記事にしようかどうしようか とても悩みましたが
大切な家族のことなので書く事にしました。


我が家のワンコ達
あんず と かえで



キャンパー犬になっていることを本人達は
あまり望んでいないかも？(^_^;)
元々旅行が好きな私達夫婦にとって
キャンプはワンコと一緒に出掛けられる趣味となりました。


かけがえのない家族です。
たった2週間の出来事ですが、その間にこの子達は
私達夫婦に、とても大切なことを教えてくれました。

3月23日 土曜日。
朝起きてケージを開けると、いつもならすっ飛んで出てくるのに
あんずが出てこようとしない。
元々あんずは持病があります。
持病の発作のせいかと、この時は思っていました。
発作が起きても急を要することはないので様子を見ていましたが
1時間もすると落ち着き、午後にはいつも通りに回復して
翌日の24日の日曜日も朝から元気だったので秋ヶ瀬に行きました。


25日 月曜日。
朝から元気がない様子。食欲もあまりありません。
持病のせいにしては長引いている。
夜まで様子を見ましたが他の病気を疑い
翌日病院へ連れて行きました。

大きな検査はしませんでしたが隈なく触診、体温も正常。
『2、3日様子を見て変わりなければ血液検査をしましょう』
と言われました。

実は私はまだこの時仕事中で、先に帰宅したmarさんに連れて行って貰ったんですが
帰りはいつもと変わらない元気なあんずだったようです。

私が帰宅して食事を与えるとモリモリ食べ
心配のし過ぎだったか？と思うくらいでした。


27日 水曜日。
また元気がなく、朝ご飯はやっと食べました。
ご飯はやっと食べる、でも私達が食べてるものは欲しがる。
食事の時以外はベッドで寝てる。
前週くらいまで発情期だったこともあり、この時期特有の物かと思ったり･･･。
食欲が全くないわけではないし、便も少ないながらも正常。
不安を払拭する為にも、検査してもらおうと週末再び病院へ。

血液検査、超音波、レントゲン。


子宮蓄膿症でした。


速手術。子宮と卵巣の摘出手術です。

持病があるので、麻酔が心配でしたが
手術が終わると先生が連絡をくれて
『夕方には会えます』とのことで会いに行くとシッポ振って寄ってきました。
まだ麻酔から覚めたばかりなのでケージ越しでしたが
元気な顔が見られて一先ず安心。


手術は無事終わりましたが、術後の合併症を防ぐ為に
3日から4日入院することになりました。



あんずが居ない家の中は、とても静かで
かえでもいつもより大人しい。
家の中の雰囲気の違いに戸惑っているような感じです。
あんずの居ないサークルを時折ジッと見つめては
私達のそばに擦り寄ってきます。

かえでは我が家の家族になった時から独りぼっちで家にいた事がなく
私達が仕事で家を空けていても、隣にあんずが居たので
あんずのことはもちろんですが、仕事で留守にすることで
かえでを独りぼっちにすることもとても心配でした。



入院中は毎日面会へ。
その度に少しずつ元気に回復していく あんず。

最初に体調を崩した時から1週間。
とても苦しかったと思います。
そして、入院中はとても寂しかったと思います。
あんずが居ない家。
私達も寂しかったですが、あんずの気持ちを考えたら我慢しなくちゃ。


手術から4日後、仕事を休んだ私は、朝病院が開く頃
かえでと一緒にあんずに会いに行きました。

おはようございます。あんずに会いに来ました。
と挨拶すると先生が『退院です』

え？今？今もう連れて帰れるんですか！？
『帰れます。今準備してますから少しお待ちください』



面会だけのつもりで、このまま連れて帰れると思っていなかったので
とても嬉しい！
でも財布持ってきてない(^_^;)
『お支払いは後でも大丈夫』との事でしたので
あんずをしっかり抱っこして、急ぎ足で帰宅。
（この後すぐ支払いに行きました）



帰ってきたよとmarさんにLINE。




そして
marさんが買ってくれたエリザベスウェア。



手術したお腹の部分を保護してくれます。

先生からは目を離す時以外はエリザベスカラーを外してもいい
と言われていましたが、このエリザベスウェアなら
ずーっと外していられます(^-^)


入院中は、ご飯を食べない事を先生が心配されていましたが
退院したこの日の朝は食べたようで、退院する事ができました。
家に帰ってきて安心したのか夕飯はモリモリ食べてました。



退院後は日に日に回復してきています。
抜糸はまだ先ですが、お腹の縫ったところを気にする様子もなく
おやつをせがむ あんず。



いつものあんずに戻ってきています(^o^)



我が家に来てからずっとずっと大切な家族。
居るのが当たり前になっていた存在。


独りぼっちで留守番させてた かえでのことも
心配で心配で気が気じゃなかったし
無事に過ごしてるだろうか？と あんずの無事を祈る日々。


たった数日の出来事でしたが、あんずが居ない数日はとても長く
そして当たり前の存在は、かけがえのない存在で
無償の愛を私達に注いでくれていると改めて強く思いました。



全回復して元気になったら、またキャンプ行こうね！





長々とお付き合い、ありがとうございましたm(_ _)m